椅子が欲しい

家に居る時は基本的に椅子に座っている
最近は仕事でも椅子、家でも椅子と座りっぱなしの生活のせいか
どうにも首やら背中やらが痛んで仕方がない
今使っている椅子は実家で隠遁生活を送っていた時に買ったもので
いい加減古くなってきたし椅子を変えれば少しは痛みも改善されるか
という事で椅子の購入を検討してみた
まずはネットで情報収集ソースは2ch、それと並行して個別のレビューをググる
で、仕事の合間に色々と調べた結果
座ってみなきゃわからないという結論に落ち着いた
機能的な情報や耐久性についてとかは参考にはなったけれど
結局のところ自分の身体に聞いてみないとわかるわけがない

というわけで試座が出来るところに行ってきた、赤坂のワーカーホリック
座った椅子について個別にレビュー、と洒落込みたかったけど
上記の通り他人の身体の感覚なんてあてにならんわけで省略
ただ初めて高級椅子に座ってみた感想としては
悪いと感じる椅子はあっても良いと感じるような椅子は無いなって事
元々繊細な感覚を持ち合わせて無いってのが多分にあるだろうけど
レビューとかでよく見る身体が浮いてるようだの包まれてるだのそんなのは一切なくて
どんなに高い椅子でも不快なところがあまり無いかな、てのが精いっぱいの高評価
そのため試座を終えた直後はわざわざ高い椅子を買う必要もないかなあというのが素直な感想だった
でもこうして書きながら考えてみると、椅子に座るという無理な姿勢で
不快感が軽減されているってのは素晴らしい事なのかな、と
そもそも良い椅子ってのはマイナスを如何に軽減してくれているかを評価するべきで
快適性だのとプラス方向での効果を期待するのは間違っていたという結論に辿りつく

ただそうなると椅子の必要性をはかるのが難しくなるなあと
そもそも姿勢を良くしたいなら立ってればいいし、楽な姿勢でいたいなら寝てればいい
腰痛が怖いならまずは適切な休憩と姿勢をとるべきで
その上で座ってする作業の負荷を軽減したい場合に良い椅子が必要となるんだろうけど
そこに10万ほどの金を出せるかどうか、非常に悩ましい、5万ならいけちゃうんだけどな
それに職場の椅子だったら身体に全然あってないしすぐにでも変えるんだけど
家の椅子はあんまり悪くないのがわかったし本当に悩ましい

と、何を書きたかったのかぼやけてきたけれど結局のところ
素晴らしい座り心地を期待して椅子を買うのは間違い
椅子を買うなら絶対に試座をして自分の身体にあったものを選ぶ
買わない限り悩みが無くなる事は無い
バロンチェアが欲しい

って事でまた無駄に長くなったからスパッと書くようにしないと